谷中耀子WEBギャラリー

 

長い間、陶芸を続けてきた喜びは器の形。自分らしい、自分だけのデザインを自由奔放に作陶する。このオリジナリティが陶芸の面白さ。どのような形にするか、平皿か鉢か。正方形か、長方形か、また円なのか。高さはどれくらい、高台のバランスは。完成した作品に食材を入れるなら、アクセントに取っ手を付けたり、口を広げて持ちやすいように作ったりする。

器の形を決める思考のプロセスは、一人の女性のスタイルをコーディネートする完成に似ている。ウエストを絞ったり、バストを膨らましたり、取っ手というイヤリングを付けたり、着せたドレスにマッチするブローチはどうかな、と楽しみながら考えていく。いつの間にか、その器は想像だにしない美女となる。

■幻耀

■喧騒

■楽園

■鳥たちの楽園

■連弾の足音

■見上げる飛沫

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